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zoom RSS 2010.11.01「実業界」

<<   作成日時 : 2018/06/29 14:00   >>

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ここまで読んでいる人ってもう誰もいませんよね?(^^;

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・2010.11.01「実業界 11月号」
「SANKYO」X JAPAN肖像権騒動で当事者が怒りの告発!

「SANKYO」X JAPAN肖像権騒動で舞台裏を知る当事者が怒りの告発
パチンコキャラクタービジネスは余りにズサンだ!

 裁判沙汰に発展したX JAPANのパチンコ台肖像権問題。大手メーカー「SANKYO」が9月より販売を始めた「CR FEVER X JAPAN」で一部メンバーの肖像が無断使用されたとしてこのメンバーの事務所が提訴しているが、ここに至るまで、実に複雑怪奇なやり取りがかわされている。常識はすれな巨額マネーの流れ。社会通念とかけ離れた契約無視のズサンさを目の当たりにしてきた当事者が本誌に舞台裏を語ってくれた。そこから、いまや隆盛を極めるパチンコキャラクタービジネスの深い闇が垣間見えてくる。

【X JAPANの内紛が騒動の発火点に】

 かつて三十兆円産業といわれたピーク時に比べれば勢いはなくなったものの、依然日本人の娯楽に大きな位置を占めるパチンコ。そのパチンコ・パチスロ業界で大きなトレンドになっているのがキャラクターを使ったパチンコ台の製造。昔ヒットしたアニメやドラマのキャラクターが次々とフィーバー台に登場し、リアルタイムで親しんだパチンコユーザーに受けている。パチンコ業界はいまやキャラクタービジネスのもっとも盛んな市場といっても過言ではない。

 メーカーはキャラを絡めた台の開発にしのぎを削り、街のホールには懐かしいヒーローやヒロインに彩られたフィーバー台がひしめいている。

 ここ最近、特にヒットしたのが「エヴァンゲリオン」の台。十年以上前に大ヒットしたアニメだが、今も綾波やアスカなどのキャラクターには熱狂的なファンが付いている。

 製造した会社を傘下に持つ「SANKYO」はエヴァの大ヒットで二〇一〇年三月期のパチンコ機売り上げが前期比六割増になったのだから凄まじい。まさにメーカーにとって、キャラは宝の山というわけだ。

 そのSANKYOがエヴァに続く金鉱脈として当たりをつけたのが「X JAPAN」。小泉元首相もファンで知られるカリスマ的人気を誇るロックバンドだ。一九九七年にいったん解散。だが解散後も人気は衰えず十年以上の歳月をはさんで二〇〇八年に再結成。再出発に向けてさまざまな活動を展開中だったが、その一つがSANKYOパチンコ台のキャラクターだった。ところが、このパチンコキャラ化は当初から難航した。メンバーの肖像権の問題があったからだ。普通、バンドの肖像権は所属事務所が一括管理している場合がほとんどだが、X JAPANに関してはメンバーごとでそれぞれ事務所が異なるという実にややこしい仕組みになっていた。特に問題なのが、解散後の九八年に急逝したギタリストHIDE氏の扱い。HIDE氏の死後、彼の著作権は父親が引き継いだが、その後、バンドのリーダーYOSHIKI氏(ドラム担当)の母親が代表を務める「ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)」に譲渡された。その際、HIDE側にJMAから著作権使用ごとに印税を支払う契約が交わされている。ところが、その後印税の支払いは行われず、HIDE側とJMAの関係が悪化。

 そのような状況にもかかわらず、パチンコビジネスに前向きなJMAはSANKYOとのパチンコ機開発の話を進めてしまう。だが、HIDE側が、「JMAに譲渡したHIDEの著作権はあくまで音楽活動に限定されたもので、パチンコ台の使用は権利の範疇外」だと主張。その結果、フィーバーX JAPANの実現に向けてSANKYOはHIDE側に改めて許諾を得る必要が生じたのだ。

 交渉の現場では、SANKYOのキャラビジネスの窓口を担ってきた「ジャパンアミューズメントエージェンシー(JAA)」とJMAがSANKYOの名代として参加。HIDEの著作権をすべて管理する有限会社H&P(HIDE氏の父親が代表)とその代理店であるヘッドワックス・オーガナイゼーション(HIDE氏の弟が代表)に対峙した。交渉の結果、今年5月上旬にHIDE側がSANKYOサイドに対し、HIDEの肖像をパチンコ台に使うことを拒否すると意思表明。拒否の背景にはYOSHIKIおよびJMAに対するHIDE側の長年の不信感が作用したとの見方がある。

 これを受けてSANKYOは五月時点でフィーバーX JAPANの発売を中止。ここで終わっていれば、話はこじれることは無かったのである。

【二十三億円の支払いを確約した文書に署名】

 だが、販売中止に伴う負債の発生が関係者の行動を微妙に狂わせて行く。SANKYOはX JAPANのパチンコ台を十五万台製造販売する予定であり、一台辺りの予定価格が三十万円としてざっと四百五十億円の商い。これだけのビジネスが消えるのだから穏やかではない。これはSANKYOの権利関係調査の不足が招いたことでもあるはずだが、開発ロスの損害賠償をHIDE側との交渉に失敗したJAAとJMAに被せることとなった。たまらないのはJAAとJMAだ。特にSANKYOの別働隊として動いていたJAAには相当の賠償金請求があったと推察される。

 青くなったJAAは、何としてもHIDEの肖像使用許諾を取り付けて販売再開にこぎつける必要に迫られた。JAAの代表取締役達山隆志社長はHIDE側の説得に「ネクスターコーポレーション」という事務所を頼った。その代表者の真下幸孝氏はYOSHIKIの元マネージャーで、二〇〇八年のX JAPAN再結成に尽力した人物。さらに真下氏はHIDEの父親からも絶大な信頼を得ており、HIDE側の許諾を取り付けるにはうってつけの存在と判断されたようだ。ネクスターの真下社長はJAA達山社長に対し、「ある条件」を前提にHIDE側の肖像権許諾を取り付けることを了承した。その条件とは「JMAがネクスターに二十三億円支払う」ようJAAが膳立てして実行させること。

 なぜこのような条件が生じたのか?ここから先はネクスターの財務相談役で、交渉の現場に終始立ち会った岡村泰孝氏に御説明願おう。

 「〇八年のX JAPAN再結成から今日に至るまで、かなりの経費が発生しており、その負債分は、再結成を仕掛けた真下氏とYOSHIKIで各々三分の一と三分の二の割合で負担することになっていたようです。ところがYOSHIKIは負担せず、約二十億円を真下氏が余分にかぶり、YOSHIKIの事務所であるJMAに支払うよう交渉したのですが、全く無視されてしまった。そうした金銭をめぐってのトラブルがあったので、今回JMAがパチンコビジネスをスムーズに進めていくためにも、この機会に過去の負債をきれいに清算しておくべきだろうと。残りの三億円はネクスターがHIDEの父上の会社であるH&Pに対して抱えている債務があったので、これも返済して交渉するのが筋ですから合計で二十三億円という話になりました」

 この負債の話についてはYOSHIKI側の見解はネクスターと大きく異なるのだが、それはひとまず置いておく。二十三億円の支払い請求が妥当なものかどうかも本誌としてはよく分からないが、確かなことはJAAの達山社長が、ネクスター側への二十三億円支払いを了承しているという事実だ。

 「HIDEの著作権を握るH&Pは一度は肖像使用を拒否しましたが、二十三億円がネクスターに支払われ、そこから三億円が弁済されるのであれば協力してもいいという線まで態度が軟化しました。ただし、これまでのJMA側に対する不信感があるので、支払いを確約した文書をJAAに差し入れてもらい、その上で肖像使用の許諾を出したいという見解でした。そしてその交渉はネクスターに全権委任するということでH&Pの了承を得ました。二十三億円の支払いさえ実行されれば、すべてが丸く収まるという段階にこぎつけたのです」(岡村氏)

 HIDEの契約に目途が付きそうだと感触を得たJAA達山社長は五月二十六日、SANKYOに打診して販売再開を取り付ける。同日夕方、H&PとJMAの間でHIDEのパチンコ機への肖像使用許諾の「覚書」が交わされた。さらにネクスターに対する二十三億円支払いの「確認書」が作成され、JAA達山社長が自筆でサインした後、改めて六月三日にJAAの実印が押されて完成した(右頁写真参照)。

 「覚書はHIDEの肖像使用許可を記したものですが、確認書には二十三億円の支払いが履行されなかった場合は覚書の内容は無効になると明記されています。つまり、覚書は確認書とセットなのです」(岡村氏)。

 確認書という保険を得てひとまず安心したネクスター側だったが、一点、微妙な不安があったという。「確認書の二十三億円の支払期限に関して六月○日と日付が空白となっていたのです。もちろん、JAA達山社長に対して支払日は明確にしてほしい旨申し入れましたが、JMAには金がないのでYOSHIKIをつれてSANKYOから借りさせる。七月十四日にSANKYOがホール関係者を呼んで販売再開のパーティーを聞くので、その後にYOSHIKIに顔を出させて金を借りるようにする。だから支払いは七月十五日以降まで待ってほしい、と告げられたので、その言葉を信じることにしました」(岡村氏)。

 ところが、それは大き間違いだったと、後で岡村氏は悔やむことになる。

【民事だけでなく刑事事案も発生】

 七月中旬の販売再開パーティーが終わった後も、二十三億円の支払いは実行されなかった。「その後も何度かJAA側に督促しましたが埒が明かない。しかも達山社長は代理人と称する人物を立てて表に出てこなくなりました。業を煮やしたH&Pは七月末にJAAやJMA、SANKYOに対して支払いを履行するよう求めた内容証明郵便を出したのですが、逆にJMAからは営業妨害で訴えるといわれたそうです」ここにいたり、支払いの意志なしと判断したH&Pは八月二十三日付で、X JAPANパチンコ台販売禁止仮処分命令と肖像権無断使用に対する損害賠償請求を東京地裁に申し立てた。

 「仮処分に対してはSANKYO側が販売禁止によって被る損害を約百二十億円と裁判所に申告したために、原告としてその二割の保証金を積まねばならなくなり、やむなく処分申請を取り下げることにしました。その分損害賠償請求の本訴に力を注いでいくつもりです」(岡村氏)。

 それにしても、と岡村氏は嘆く。「署名までした確認書を無視して覚書だけで強引に販売に持って行ったJAAとSANKYOの余りにズサンな行為には呆れるばかりです。これが一部上場企業のやることでしょうか?少なくともHIDEの肖像権を持っているH&Pが納得していない中で販売を続けていくのはおかしいでしょう」

 これに対し、SANKYO側は「HIDE氏の肖像権問題についてはH&PとHIDE氏の肖像権を許諾するJMAとの覚書による契約により解決していると考えている。」と回答。

 一方、JAAは本誌の取材に対して全く反応しない。臭いものには蓋、の姿勢がうかがえる。

 実は今回の件で岡村氏を取材中、気になる動きがあった。JAAの達山社長が所有している高級車(ベントレー)が何者かに破壊され、その参考人として岡村氏が警視庁に事情聴取されたのだ。「もちろん、私がそんなことをする理由もメリットもありません。何か意図的な力が私の周囲に迫っているのだとしたら怖いですね」

 民事訴訟の最中に刑事事件が発生するなど、きな臭いニオイが漂ってきた。JAAの達山社長周辺に見え隠れするアンダーグラウンドな影も含めて、いまや花盛りのパチンコキャラクタービジネスの裏側には深い聞が潜んでいるようだ。

(本誌・堀内裕之)
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