「奇跡の夜6days」◆MC3

◆MC3は,「Hero」の前のMC.

横浜から急にMCの様相が変わりました.
大阪2daysを終えてYOSHIKIの気持ちが固まったと言うか,
「Hero」について,YOSHIKIが語りたくなったのかなと思います.

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・1日目

YOSHIKI:
じゃあ次の曲いこうか.
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1日目はこれだけ(^^;

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・2日目

YOSHIKI:
じゃあこのままもう1曲新曲いってみる?
みんな何が聴きたい?
昨日リクエストコーナーやったんだけど,
何が聴きたい?
「Hero」か.
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あのぉ(^^;
前の日の「Angel」も,「リクエスト」ではなく「仕込み」だったと思います.
だって,「Angel」にもストリングス付いていましたもの(^^;

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Toshl:
「Hero」やりたいの?
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だから,このやり方,ダラダラしていてToshlはあまり好きではないだろうなと(^^;

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YOSHIKI:
新曲の中でも中心になる曲だよね.

Toshl:
凄いいい曲だよね.

YOSHIKI:
さっきの「Kiss The Sky」もよかったね.
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あぁグダグダトーク一直線(^^;

ここで,アルバムの話に(^^;

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YOSHIKI:
何年待った?アルバム.20年?21年?

Toshl:
実際どうなんですか?
はっきりしましょうよ大阪のみなさんの前で.
どうですか?
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Toshlさん強くなりました(^^;
でも,大阪のワタシ達の前で,結局はっきりしませんでした(^^;

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Toshl:
確かに凄いアルバムになってるよね.本当に凄いと思う.

YOSHIKI:
じゃあそのアルバムの中から「Hero」を.
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はい.結局大阪はこんな感じでした(^^;

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・3日目

YOSHIKI:
・綺麗なメロディだけど歌詞が残酷
・死のうかどうか悩んで,死んでしまったら楽になれるんじゃないかっていう
・誰でも心の中に「Hero」がいる.自分の中にいる
・その「Hero」が,昔の僕の場合は自分を殺してしまえと
・そんなことを思う日々がずっと続いていた
・それが,この「Hero」という曲は,どっちにもなる
・自分を絶つ「Hero」になるかも知れない
・自分を救う「Hero」になるかも知れない
・結局自分で判断しなければならない
・今自分の中にいる「Hero」は,「生きろ」という「Hero」です
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これが横浜1日目.
このMCを受けてのToshlの「Hero」は,大阪2daysとはちょっと変わって,
より情感豊かになっていました.

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・4日目

YOSHIKI:
・頸の手術2回目,毎回遺書
・もともと僕は自殺願望が凄かった
・子供の時からそんなことばかり考えて生きてきた
・今回,凄く「生きたいな」って
・「Hero」は,どっちにも転べるどっちにもなれる
・結局戦ってるのは誰でもなくて自分自身
・自分に勝てるか,
・「Hero」が本当の自分を支える「Hero」になれるか
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3日目「生きろ」から,4日目「生きたいな」.

この日のToshlの「Hero」は,前日以上に力強く,
声はやや嗄れていましたが,魂入っていました.

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・5日目

YOSHIKI:
・(前段前日よりもかなり長々とあって)
・父親を小さい時に自殺で亡くしていて
・子供の時から,生きるって何なんだろうとか
・何で人は生きているんだろうとか,ずっと考えてきた
・X JAPANの曲にそういう詞がたくさんある
・自分もいつも自殺願望につきまとわれていた
・だけど今回,「生きたいな」と
・ここまで生きてきたんだったら,最後まで生きたいなと
・遺書を書いた時に,「生きたい」と思った
・ひょっとしたら初めてかも知れない
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人生で初めて,「生きたい」と思った.

遺書を書いた時に「生きたい」と思った.
ツアー中に,その気持ちがどんどん大きくなっていったような感じを受けました.

このMCを受けてのToshlの「Hero」は,
気持ちはこもっていましたが,声ややガラガラの「Hero」.


6日目はWOWOW様ありがとうございます.ざっといただきますφ(.. )
6日目のToshlの「Hero」は,神が降りた「奇跡のHero」でした.

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・6日目

YOSHIKI:
実はね,ロンドンで3月やった時に,
その後にねみんなでロンドンからパリに「We Are X号」っていうでっかいジェット機で移動して,
そこの前で写真撮ったりとか,ウェンブリーの時は凄いいい思い出があるんですけど,

もうその時に僕の頸というか限界にきてまして,
もうはっきり言ってもうその時,これで終わっちゃってもいいやと思ってたんです.
思っていたんです過去形で喋ってる.

去年からと言うか,怒濤のスケジュール,VJSとかいろいろあって,ここで止められないなと,
昔から,ガラスのように飛び散っちゃえばいいやということを言っていたんですけど,
もうその時はね,もう終わりかなみたいに思っていたけど,
最後は思いっきりやれるだけやろうと思って,

その後レコーディングに戻ったらやはり,
やはり自分の想像以上に身体が,頸が悪くて,至急手術することになったんですけど,
やはり今回,2回目の手術ということで,凄く怖かったです.

前回は頸の後ろを切って頸椎というか骨の間をスペースを開けたんですけど,
今回はね,人工の椎間板を僕は入れたんですけど,
で,2回とも,前回もそうなんですが,手術前に遺書を書かされるんですね.

その時に,いろんな人生のことを振り返ってね,
いろいろあったけど,みんなと過ごした思い出,
X JAPANのメンバーと過ごした思い出というのは,
かけがえのない自分の宝物で,悔いはないな.

そんな思いで遺書を書いていたんですけど,
だけどその時にね,まだ自分の達成していないものがあると.
まだ自分が立ち向かわないといけないものがあると.
まだ僕が世界の壁をまだ壊してないという.

まだ死ねない.まだ死にたくない.もっと生きたいって.
もうずっと僕は自殺願望が強かったんですね.父親を自殺で亡くしてから.
でも,本当に今回,多分初めてかな,「生きたい」っていう,
何かある種の使命感かも知れないですけど,そう思って,

いろいろあったけど,今日,このステージに立てて本当に嬉しいです.感謝してます.
次の曲はね,そんな,僕はいろいろなところと戦ってきた.
多分これからも戦っていくんだろうけれども,
結局戦っている相手というのは誰でもなくて自分自身だなということに気づきました.
そんなことを詞にもしてみました.